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月詠み⭐︎牡羊座満月

2024-10-17
満月に浮かぶ十字架
思い出したくない過去
ゆるせないこと、忘れられない人
誰しも其々に抱いていて

ゆるせないのはきっと
その選択をし続けた自分自身で

見抜けなかった自分
雑に扱わせた自分
そこに居続けた自分
自惚れていた自分

いつまでもその時の自分を責め続けている

きっとそれだけ辛かっただろうし悔しかったのだろう。まわりがいくら手放せと促したところで、その傷みや苦しさは本人にしかわからない。
だから、無理にゆるさなくていいと思うのです。

ゆるせない自分をゆるす

自責の念こそ、手放す必要があるのかもしれません

みんな自分に完璧を求めすぎている

だから人にも完璧を求めてしまう

ゆるせない自分をゆるせたら
驚くような贈りものがやってくるかもしれない。そんな満月期間です。

10月17日20時46分
今年最も大きな満月は牡羊座のもとに

4月9日の日蝕を伴う牡羊座新月から向き合わされた課題や気づきはありましたか?

その伏線が回収されたり、その時には手放せなかった傷みを伴う感情が、魂の底からはがれ落ちるような満月期間になりそう。

4月9日の牡羊座新月のブログで記した一部↓

⚪︎行動する準備と再挑戦
⚪︎お金の得方に変化が訪れる

"いま動けなくても何れ何処かのタイミングで切り替えはやってくる。
それが強制終了にならない為にも、事前準備はしておくに越したことはない"

この答え合わせがやってきた人、来る人は多いのではと思います。

星を読める方は見た瞬間固まったのではないかと思われる今回の牡羊座満月図

カイロンと月が重なるのでトラウマがぐわーと込み上げてくる。

順行に戻ったばかりの山羊座冥王星と蟹座火星がバチバチに睨み合うし、両者共に満月とも葛藤する空気感…

土の時代の本格的な終盤なので畳み掛けてくるエネルギーがすごい。

蟹座に火星がいるだけでしんどいのに、今回その火星がノリノリなわけで…火星無双ですよ。

いつもお伝えしている通り、火星はガソリンです。使い方によっては活かせる。

活かすためには自分の軸を持つ事が大前提だけれど、この時期は普段軸を持てている人でも揺らぎやすく抗えそうにない。流れに身を任せるが賢明かと。
そこで見えてくるものがありすぎます。人の本性とか、自分の本心とか。

十三夜の投稿でも書きましたが、主張したくなっても相手を打ち負かす様な言動は避けてほしい。

自分の世界を守るために
他者との関わりを手放すというより、

自分の世界を広げるために
誰と関わるか、何をしていくか

可能性を否定してきたり、やる気を削ぐ言動をとる人といて世界が広がるのかと言う話。

逆に耳障りの良い事だけを言ってくる人が良い人でも限らないし、難しい。

こればかりは様々な人と出会い研鑽を積まなければ見抜けない事だったりするし。

そう言う事が火星と冥王星のとんでもないエネルギーで他者を通して見えてきそう。

何れにしても切り替わりであり、トップバッターの牡羊座の満月ですから、振り切り行動していきたい感覚になるかと。

闇雲に動き回るのはお勧めしませんが、
湧き上がってくるもの、普段勇気が出せない人にとっては、一歩を踏み出せるきっかけとなるかもしれない。

真面目に生きている人こそ、他者を優先して自分の望む事を二の次にしてしまう。

表層的に求めていることではなく、求めていることの奥に隠されていた真の願いに気づいていくのではないかなと、満月図を詠んでいて感じました。

時に、抗うことのできない望まない現実がやってくる事があり、それは、真の望みを手に入れるまでに必要な筋トレのようなものではないかと思うのです。

強く大きく美しい魂でなければ太刀打ちできない未来を望めばこそ、課題は大きくなる。

それは次のステージへの地盤固めかもしれません。

天王星・海王星・冥王星を支える金星と火星の存在は、トラウマを受け容れ這い上がり、一歩を踏み出す者へ大丈夫だから安心してと、応援をしてくれる星の流れにも読めるし、個人に限らず社会においても予期せぬ事が起こる可能性もある。

気持ちが前向きに変化していくと、人間と宇宙の周波数は共鳴する。

暴発しかねないエネルギーをポジティブに活かす事ができる。

おひつじ座は始まりの星ですが、過去を振り返るその姿から、悲しい物語を背負う星でもあります。

命懸けで様々な想いを乗せて未來へ走らなければならなかったせつなさが、おひつじ座にはある。

心の傷は自分を信じ何かや誰かを守ろうとした尊い証でもあります。

その証を生かす機会がやってくるだろうし、何が何でも守りたい何かは、最も失いたくない分身であり、誇りなのかもしれない。

十三夜

2024-10-15
花鳥風月と十三夜
本日10月15日は十三夜

満月より ほんのり かけるお月さま

日本古来から続く
侘び寂びの文化の象徴です。

雅な十三夜は、今年最も大きな月を纏い夜空に浮かびます。

十三夜は新月から数えて13日目で、満月には少し欠ける月です。

十三夜は少し欠けた月なので、十五夜ほどの華やかさがない様に称されていますが、むしろその不完全さこそが日本人の心をとらえてきました。

太陰暦が廃止される明治以前の日本国では、月の満ち欠けなどを用いて暦を計算する旧暦(太陰暦)を用いていたため、人々の生活と月は密接につながってもいました。

十三夜は旧暦の9月13日を指すため、新暦を用いる現代では毎年日にちが変わります。
今年は10月15日ですが、来年は11月2日が十三夜となります。

十五夜では月の神様に豊作を願うChina伝来の風習であるのに対し、

十三夜は秋の収穫に感謝しながら美しい月を愛でるという日本古来の風習です。

十五夜と対をなす十三夜は、二夜(ふたや)の月といい、古来から二度お月見を楽しむ習慣でもあり、片月見に成らぬようとも言われてもいますが、こればかりはお天道様のはかりごとゆえ何とも言えません…。

樋口一葉の名作「十三夜」の中にもこんな一節があります。

「今宵は旧暦の十三夜、旧弊なれどお月見の真似事に団子をこしらへてお月様にお備へ、申せし、
これはお前も好物なれば少々なりとも亥之助に持たせて上やうと思ふたけれど、亥之助も何か極りを悪がつて其樣な物はお止よしなされと言ふし、
十五夜にあげなんだから片月見に成つても悪し」

明治の時代でさえ、お月見は古めかしい習慣になっていた事が伺えます。

令和の現在、お月見の時期になればあちらこちらで、お団子やお月見に見立てた品が並べられています。

花や団子を手に取らなくとも、十五夜・十三夜の時期だと気づけば、月を見上げてみると思うのです。これって、すごいことです。

文化を紡いでいくことは、その国の根幹を揺るがないものにしていくことだと思います。

その風情は先人から与えられた宝であり、当たり前のものではない。

歴史や自然が我々にもたらす恵みへの感謝や敬意、翌年の希望を願うという美しい風情を今後も絶やさず紡いでゆけることを願います

そして17日は今年最大の満月・スーパームーンです。
この日のホロスコープを見た瞬間しばらく固まりましたが…なかなか激しく揺れる満月図。普段軸のあるひとでさえ感情が持っていかれる様な。

乗り切るアドバイスとすれば、感情的な人には応戦しない事と、相手を打ち負かす様な言動は避けてほしい。

そういう星廻りなんですよ…
イライラしてひと言言ってやりたい!みたいな。

それをやってしまうと後味の悪い自己都合の勝利だけが残る…。

火星と冥王星は使いよう

古い衣から脱皮していくような
切り替わりの満月期

詳しくは、牡羊座満月のブログでまた

今宵もお月さま見れるといいな⭐︎

星詠み⭐︎木星逆行

2024-10-10
こぼれる過去
【繋がる縁と地盤固めの集大成】

10/9双子座木星は2025/2/4まで逆行を開始

過去世を表すドラゴンテイルの鍵

10月は懐かしい人からの突然の連絡や、過去関係した場所や仕事とのご縁があるかもしれない。

それは目的地へ向かう学び直しや、心に引っかかっていたような人との再会

今がご縁の紡ぎの、ある意味最後のタイミングかもしれなくて

いずれにしても
この期間に再び繋がるご縁は
抗うことのできない運命のようなもの

今後に繋がる重要な要素を秘めている

とにかく迷うなら行動を
しかし慢心は禁物

信じられるかの判断基準で大事なのは

・お互いに必要とし合えているか
・対等であるかどうか

それが仕事でも人間関係でも

恐れや不安や承認欲求の為に相手を利用しようとしてないだろうか、または利用されていないだろうかを見極める。

どちらかに邪な気持ちがあれば、この人じゃないよ、この場所じゃないよーという違和感や明らかに違うよのサインはやってくる。

常に感覚を研ぎ澄ませてサインを見逃さないようにしたい。

今このタイミングで繋がる縁は過去世(前世)からのご縁が強くて、ここで心に留めた縁の繋ぎが成されるか否かが明確に分かれる。

本当に道が別れていくんだなーと思う

逆に過去を手放せずにいた人にとっては
気持ちを切り替える分岐点になるだろうし

私自身も人間関係の執着がなくなっていて、きっと他者に期待を抱かなくなった産物だと思うが、誰との縁が繋がろうと離れようと、自分が自分である事に変わりはないし、環境が変わっても己の生き様は変わらない。

この世は見たいものしか現れないのだから

離れる縁は、見たい世界からの卒業に過ぎず
それでも何が起こるかわからないのが人生。後悔のないようにしたい。

この星の流れを引き寄せるには
不要なもの整理して透き間をつくること

在りたい自分でいるなら、其れらを握りしめていますか?

皆さまに素敵なご縁が紡がれますように

そして10/12
山羊座冥王星がいよいよ順行へ

山羊座時代終焉のカウントダウンがはじまる

金環日蝕⭐︎天秤座新月

2024-10-03
鏡の国の
10月3日3時49分・金環日蝕を伴う天秤座新月⚖️

太陽の通り道である黄道と月の通り道である白道が交わる感受点のドラゴンヘッド&テイルが、新月・満月の側で向かい合い起こる蝕は、かりそめの器から魂を浮かびあがらせる。

今日は太陽を飲み込む日蝕

ここから放たれた想いは半年後、形になると言われている。

何処にいて、誰と関わり、何をしていたいか

いま鏡には、何が見えているか

其れ等が"他者を通して"明確になってくる新月・日蝕期間です。

常々想うのは、真のバランスとは外側ではなく内側にあるもので、外に開かれた世界が美しく正義だなんて虚構に過ぎないのではないかということ。

どう見られるかばかり気にしていたら、どう在りたいかなど、霞目になる。

自己犠牲は止まらず、他者のエゴを受け容れるだけの器になってしまう。

そんな自己犠牲、もうやめていいんだよの気づきがやってきた時、どう行動するかの勇気を試されるかもしれない。

それでなくとも今月の新月・満月はなかなか手強い。。
他者のエゴの為に自己犠牲なんぞしてる余裕はないのです。

それでは東京図での金環日盤を伴う天秤座新月詠みです。

ASCは乙女座
守護星である水星が新月の側にぴたりと寄り添う新月図。

例年、乙女座から天秤座期に入る頃、対人関係での葛藤は生まれやすい。
天秤座が人間関係を司る星というのもあるが、他者との間に対等であるかどうかのバランスを無自覚に意識するからだと思う。
それは魂からのSOSでもある。

出会う人が利害なく純粋な気持ちかどうかを見極める必要も。

今回火星・金星・DSCと合の土星とで水のグランドトラインを形成△

蟹座に月や火星が入ると感情的になりやすい。心が激しく揺れ動くかもしれないけれど、星の影響です。自責に囚われないようにしたい。

この新月だけでなく10月を通してグランドトラインは形成される。
新月を挑発、煽るような感覚を受けるので堂々巡りのような状況になりそう。
アクセルとブレーキ同時に踏む感じ。動こうとすると邪魔が入るような。

天秤座のホームに土星師匠は鎮座しているので、新たな始まりに向けての地盤固めやこれまでのリセットが強い。

日蝕は太陽のスクラップアンドビルドであり、リセットは驚くような形、急展開で起こるかなと。

人間関係や契約、価値観が揺らぐような動きがあるかもしれない。

ステージが変わる時、誰しもお試しのような最悪な現象がやってきたりする。

カイロンの影響か、嫌な現象や過去の傷が疼き炙り出されるようなこと。

思い出しては誰かを許せなくなったり、もっと早いタイミングで気づけなかったかと自責の念に駆られたり。

けれど、そこから何を学ぶかが大事で、自分がされたら嫌な事、一緒にいたくないエネルギーの人や場所、モノ、コトを見極める期間なのかもしれない。

自ずと心地の良さが何かに気づかされるので、少ししんどいかもしれないけれど、最善最悪を教えてくれたのだと捉える事ができるタイミングでもある。

当然ながら誰かの望む自分を生きなくていいのだから。 

何を想い、何を望むか。

2024/11/3
天秤座新月⚖️金環日蝕

‎✎...

10/9木星の逆行が始まり
10/12冥王星は逆行を終える

そして次の満月は今年最大のスーパームーンです。

心理的な断捨離が最善ですが、今回は踏み出す機会をつくれたら。意識だけでも。

二十四節気⭐︎秋分の日

2024-09-22
秋分の日
9月22日午後21時44分
太陽が天秤座に入り、二十四節気のひとつ「秋分」を迎えました⚖️

太陽が秋分点を通過する日によって毎年日付を変える変則的な祝日である秋分の日。

あの世(彼岸)とこの世(此岸)が繋がり、界なく悟りが開かれやすいお彼岸の中日に迎える秋分。

昼と夜の長さがほぼ等しくなる日を春は春分の日、秋は秋分の日と定めていますが、世界共通でもある秋分の日を祝日にする国は日本の他にありません。

日本は天文学に基づき祝日を決定する世界的にも稀有な国です

春分・夏至・秋分・冬至は太陽が軸。
運気が切り替わる重要な分岐点であり、占星術では3ヶ月毎に社会の動きを見ていきます。

春分からの陽の時期が終わり
秋分からの陰の時期の始まり

この陰陽のバランスを先人達はとても大切にされていました。

日の出を春分とすれば、日の入りは秋分。
ここから夜の長さは光を飲み込み
世界はゆっくりと眠りに入ります。

良きにせよ悪しきにせよ、自分が蒔いた種の結果を突きつけられる時期でもあります。

折り返しの秋分期間、過ぎた時間を振り返りどう次につなげるか、自分だけの価値を磨き、流されず中庸である事が何れ大きな実りとなって収穫されることと思います。

それでは冬至までの秋分図の星詠みです。
(今回の秋分図は5度前ルールを採用し太陽5ハウスでの四季図読みをします)

太陽は国を表し、月は国民を表す。
国を表す太陽は、今後の国家の動向を表す重要な四季図となる。

今回の秋分図は一見すると、鳥は歌い花は咲き乱れの様な美しすぎるカイト(凧)が形成されているが、あまりの美しすぎる完璧な配置に若干の騒めきすら覚える。

天・海・冥の人知の及ばぬ天体での小三角は、想像を超えるような理想を無謀ともせず実現していける応援が入る予感。

太陽と海王星のオポジションは引き続き秘密が炙り出される。コントロールしようとしていた側の嘘や真実が社会でも個人でも。

支配する側とされる側のカオス

最後の山羊座冥王星期間でもあるため、秋分から直ぐに行われる日本の総裁選や米国の大統領選挙も含めて変化せざるを得ない社会構造になっていくのだろうなと感じます。地の時代の終焉ですから。

土星が絡む海王星は望みを諦めていたり、被害者意識で他者を攻撃していたりすると調整がかかりそう。

逆に勇気を出して自分の枠を超え、純粋に挑戦する者には凄まじい追い風となる。

ただその追い風も想像している範疇を超えていたりするので、一見ネガティヴに感じるような衝撃波かもしれないですが、後にギフトだったと捉える事ができると思います。

そしてその追い風はご縁のある親しい人によってもたらされるかもしれない。

太陽とドラゴンヘッドのオポジションはプライドが邪魔して受け取るのを躊躇う傾向が。

耳障りの良い言動を見極めるのは大前提ですが、ワクワクしたなら受け取ってみる。すこしでも違和感があれば納得するまでは受け取らないほうがいい。

巷や仲間内の噂話や陰口に同調していると後に足元を掬われかねないので注意したいです。

自分が見たもの、感じたものがすべて

思考や習慣は言葉となり

白日のものとされた霊性は

その者の器をつくる

我々の器は肉体に留まらず

磨き上げてお返しするもの

なにごとも

過ぎてしまえば不徳になる

堕落し過ぎず、頑張り過ぎない調和を。
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