今日は水瓶座新月・太陰暦での旧正月です。
明日11日は紀元節・建国記念日でもあります。

はじまりの日

水瓶座新月を迎えるとき、ひとつの啓示とも言える気づきが毎年やってくる。

自らでは剥がせない
心の内にこびり付いた瘡蓋が
自然と剥がれ落ちるような
そんな感覚

春よりも清らかな
最も凍てつく風に乗り

傷は舞い
雪に溶け
土に帰る

四季というのは
本当に美しくて

花が咲かない時にこそ
花は生きる

2月10日午前7時58分
水瓶座で新月を迎えた後、徐々に星々が水瓶座に集結する。

天体は光明に左に集中

現在10天体が順行中のなか、冥王星が水瓶座に移り初めて迎える水瓶座新月は、魚座に塗れてもいる。

サビアンシンボルは(水瓶座21°)

『絶望し幻滅した女』

まるで伏線のサビアンだな、と。

隠されていた事が浮かび上がってくる。

違和感の最終章とも言える流れ

誰かの意見や世の中に流されて
自分を見失っていないだろうか

違和感を無視し続けるのは何故？

誰かの意見ではなく、あなたの意思は？

自分の本音が否が応なく試される新月図となっている。

牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座…
不動の星達はいよいよ動かされる。

それはもはや限界域に達していたもので
握りしめていた手のひらを、ため息と共にそっと開くような手放しがやってきそう。

我慢の限界からの
安堵感に近いかもしれない。

もう誰かの機嫌をとらなくてもいいし、
擦り減るほど自分を与えなくてもいい。

何かと対峙して
胸の騒めきがあれば
無視せず心の声に従う。

癒しや承認を
求め続けてくる執着ほど
恐ろしいものはない。

既に生じる違和感があるのならば
その感覚は正しい。

相手に違和感を抱く時、自分が雑に扱われているなと無意識に感じたなら、少しずつ離れていいと思う。

違和感という名の警告を見逃さないでほしい。

自分の大切な人生を、誰かのエゴに合わせる必要はない。

穏やかで、対等に
美しい世界を選ぶ勇気を

私も持とうと思います。

自分を守るための線引きと、情報の整理を。

❅

水瓶座新月

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令和6年✧2024年
2月4日午後17時27分に節入り
二十四節気の立春を迎え
甲辰✧三碧木星中宮の年がはじまりました。

生き物が芽吹く春の訪れがようやく。
気の流れが変わりはじめます。

立春は暦のうえでは春

二十四節気のはじまりでもあります。

立春は太陽黄経が315度の時と定められている太陽暦に基づく暦で、旧正月は太陰暦に基づいているどちらも日本の大切な暦です。

旧正月は月を基軸とした太陰暦であり、今年は2月10日の水瓶座新月にあたります。

今年の干支である甲辰は、十干最初の天干で辰は春を、甲は物事の始まりを表す。

辰は共に震も表す故、不安定になりやすい。

中宮に廻座する三碧木星もまた新たな始まりや震や雷を表します。

地震や自然災害、電気系統、SNSのトラブルが多発しやすいので備えを。

東洋占術でも西洋占術でも流れが似通っていて驚きます。

立春から始まった甲辰・三碧木星中宮の年は、新たな改革に向けた膿出しが起こる流れに。他者意識を外し、閃きと共に行動が鍵。しかしその行動は魂から湧き上がるものですか？と問いかけてくるような一年。

人間関係では不信感を抱く事も増えていくと思います。

そして何より大事なのが、言葉です。

言葉により吉凶分かれます。
本当に言葉が要となる年です。

言葉は言霊

その言霊により
既に生じる違和感があるのならば
その感覚は正しい。

三碧木星は閃きの星。

違和感という名の警告を見逃さないでほしい。

そして月は蠍座から午後、射手座へ移動。
明日、水星は水瓶座へ移動し、他の天体も後に続きます。

人間の身体は月と呼応し
抗えず揺れ動かされる。

この数日 月は蠍座にあり、
執着や劣等感に見舞われる星の流れでした。

邪に揺れる思考は
凍てつく風に吹き飛ばされる節目

今までとは違う変わり目

違う風

人は誰よりも
自らの心の機微に敏感であるから
違和感は馬鹿にできない。

苛まれる劣等感と
見せたい自分にしがみつけば
浮かびあがるのは執着心。

すでに気づいている喪失感は

自己承認への分かれ道、かもね。

桜は剪定すれば弱るが
梅は剪定すれば更に強くなり
花をつけ実を結ぶ

椿に梅に
春に向かう冬に咲く花は
孤高に気高く美しい。

断ち切る先に
芽が出て花が咲く
向かう風の立春。
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本日は節分です。

四緑木星中宮☆癸卯の年もあと僅か。
(うさぎ大好きなので寂しい…)

明日から三碧木星中宮☆甲辰の一年がはじまります。

明日は立春。
生き物が芽吹く春の訪れがようやく☆

本日はその前の節目の節分。
立春・立夏・立秋・立冬の前日の季節を分けることを節分といい、古来では、一年のはじまりである春の訪れを何よりも大切にしていました。

立春を二十四節気のはじまりとしていた事からも春の節分はより要とされていたのです。

季節の変わり目には邪気が入りやすいため新たな年へ向け幸運が舞い込むようにと、無病息災を祈り悪いものを追い払う邪気払いとして豆まきなどが行われはじめました。

節分の豆まきは穢れや厄災を負うものです。芽が出るのは縁起が良くないとされるため、必ず炒った豆をお使いください。

古から続く数々の伝統儀式には時代を生き抜く尊い智慧がつまっています。
有難く活用し未来への糧にしましょう。

今の自分に必要のないと思うものを鬼に見立て、今日は是非豆まきを。

私も毎年恒例の「ひとり豆まき」を実行し、
無事歳の数の福豆をいただきました。

歳の数だけ豆を食すのは
歳を重ねた分の邪気を払うこと

しかし福豆と言えど、
食べる数が多すぎて
苦行に近かった…
邪気の多さよ。

そして、『ひとり豆まき』を
寂しいと思われた其処のあなた…

豆まきとは、
本来ひとりで実行するものなのです。
正確には家長ひとり。
丑三つ時に。

鬼は隠れているものなので
鬼役は必要ありません。

なので、ひとりでも
豆まきをして
無病息災を祈り
邪気を存分に払ってください☆

立春の2月4日から2月10日までの間、
歳徳神のいる方位への恵方詣りへ行かれると、心願成就へ繋がるチャンスを頂けます。

その際、闇雲にお願いするのではなく、今年成し遂げたい事への宣言をし、その為の知恵とチャンスと導きと、そして乗り越える勇気を今年の歳神様へお願いをします。

恵方詣りは年に一度ではなく、最低でも立春・春分・夏至・秋分・冬至や毎月の節入り日に追詣りを行うと効果はより出やすいと言われています。(なるべく同じ場所が理想)

今年は寅と卯の間、甲の方位。
自宅から見て2km以上離れた東北東、正確には東30度北寄り10度の方角の神社やお寺さん、教会など神様と繋がれている神聖な場所であれば大丈夫ですが、東の方位が暗剣殺の為すぐに帰れる場所がベストです。

※恵方は陰陽道に基づいており、個人の吉方位とはまた異なります。今年は恵方に暗剣殺が入っているため長時間滞在は勧めません。

また改めて立春の投稿を致します。

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1月26日午前2時53分
獅子座で冥王星を伴う満月

自分を内観し癒すことで、目指す目標への道を照らしてくれる満月図となっている。

太陽と伴っての冥王星移動による影響はしばらく続きそうではある。

【獅子座満月の月詠みのその前に、天体の水瓶座移動についての大まかな影響を書いておきます】

1月21日に冥王星が2度目の水瓶座へ入りました。前日には太陽が水瓶座入り。
太陽とほぼ同時の移動は奇跡の様な現象。

1月27日に天王星の逆行が終了し、
これで10天体全惑星が順行することになる。

2月5日には水星も水瓶座へ移動。
そして旧正月の2月10日、水瓶座新月を迎え、2月13日に火星も水瓶座へ移動。
2月17日には金星も水瓶座へ移動するうえに火星金星冥王星がひとつの部屋に集まる事になる。

太陽とほぼ同時の冥王星の水瓶座移動同様、こちらもそうない現象で目には見えない意図があると感じる。
如何に稀有な時代であるかが分かります。

水瓶座期は不動宮(♉︎・♌︎・♏︎・♒︎)に影響が出やすい。自分らしさと向き合うフェーズに入ってくると思います。
自分らしく生きればより飛躍し、そうでなければしんどくなるかもしれない。

今は水瓶座と獅子座の前半度数の天体持ちの方と、活動宮(♈︎・♋︎・♎︎・♑︎)の山羊座と蟹座の後半度数に天体がある方は特に強く影響を受けやすい流れ。

天体の移動はその前後が最も影響が出るため、牡牛座も含めて2月半ばくらいまで突発的な出来事も起こりそう。

ネガティヴな事ばかりではなく(良い現象も勿論ある)、向き合わないとこの先しんどくなる課題的な事が浮上してくる方もいると思います。

それぞれのネイタル(出生図)の度数と角度も関係があり、全ての方には当てはまりませんが、あくまで影響が出やすいと捉えてください。

【ここから獅子座満月の月詠みです】

月に獅子座がいる時は、良くも悪くも承認欲求や自我が強く表現されやすい。
そこに来て土星との150度は、太陽と寄り添う冥王星に見つめられ、嘲笑われているような感覚にすら陥る。

自分の生き方や考え方に揺らぎが生じ、不安を打ち消す為に他者を攻撃する衝動に走りやすい。承認欲求が混乱する感じ。

こんな表現をしたらどう思われるだろうとか、私の信じていた道は間違っていたのか…など自信喪失に陥り、自分の軸にある世界を他者目線に置き換え、自分らしく振る舞うことを躊躇う一方で大きく見せてしまったりもする。

水瓶座期に入りこれもある種のお試しで、さぁどう動く？と勇気を試されてもいる。

なので他者の目線や意見など気にせず自己表現をお勧めするが、現在、火星山羊座の影響か社会全体が苛立ちやジャッジ精神に溢れているように感じる。
我慢の限界に達し、怒りも爆発しやすい。

誰かを傷つける事に繋がっていないかを慎重に見極めないと逆効果になるので注意を。

攻撃性を伴わず、胸の内や自分の世界の創作活動に繋がるものを表現して、否定されたり離れていく人達はそこまでのご縁です。

何を言われても思われても気にしなくていいし、自分に余裕が無い中で人を助けようともしなくていい。
違和感を感じる相手から離れる事に罪悪感を抱く必要もない。
生きる世界線が変わっただけ。
また新たに繋がるご縁がきっとあります。

1月27日は天王星が逆行を終え順行に戻ります。水星と火星はトラインを。
2ハウスにいる水瓶座入りした"冥王星を伴う太陽"と、8ハウスの♌︎月、5ハウスの♉︎木星の頑ななまでの不協和音を生かすも殺すも自分次第。

先ずはどんな小さな事でもいいので自分を癒して満たす。そうすれば自発的に行動する道が照らされると思います。

揺れるが勇気を、生かしてほしい。

私もこの約一ヶ月、水瓶座期についてのブログを書こうと思ってもなかなか書く事ができず、この状態で文章を書いても読む人に嫌なエネルギーをぶつけるだけなのである程度収まるまで控えていた。(※水瓶座時代のブログは後日投稿します。理由は最後に書いています)

悶々とするなか、ひとつの苛立ちの中に気づきがあって。

依存させる上げ鑑定や、上澄みの知識や人の表現を盗んだり、承認欲求の為に占いを利用する占い師が私はずっと苦手で、一緒にされるのも嫌だった。

けれどその感覚すら自らの驕りと承認欲求に気宇するものではないのかと気づき始めて。

個人的に嫌悪感を抱くなら意識を向けなければ良いだけの話だ。

支持する人がいてそれで救われているのなら私がジャッジする必要があるのかと。

むしろ私こそ誰よりも自分の価値観で周りを見て正そうとしていたのではないかと。

自分の価値観を最もらしく謳い分かりやすく線を引く。でもこれって見方によればマウントだ。

エネルギーは循環する。
邪に占いやスピリチュアルを利用すれば、それ相応のものが返ってくるのだから放っておけばいい。

人は見たいものしか見ないし、其々に学びがあるからこそ、相手を自らの価値観で断罪すべきではないと内観し、自分の中にある満たされない鍵のようなものを見つけた気がした。

自分らしさと向き合うと初めは慣れないのでしんどいし孤独にもなる。
けれど自ずと自然体で価値観をぶつけてこない人とのご縁が繋がると思います。

ぶつけて来られる環境にいるのは、まだ自分の中にも他者への批判精神があるからに過ぎず。

相手に己の正論をぶつけない受容力こそが、自分軸なのだと自戒を込めて思うのです。

人は生まれてくる時に今世での魂の学びと成長を自らが描いてきていると私は信じていて、途中波乱や困難があったとしても、最後は絶望では終わらせないはずです。

そんなこと、自分に課すわけがない。

"私が決めてきたことだから大丈夫"と、

自分を最後まで信じ、苦手意識と向き合い行動する。その成長を課してきているのではないか。

もしまわりに、
「大丈夫、あなたならきっとうまくいくよ」
と否定せずに寄り添ってくれる人がいたら、その出会いは間違いなくお互いが助け合う事を決めてきた人だと思います。

そんなご縁をいつまでも大切にしたいです。

気づきと癒やしの満月期間になりますように

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※ しばらく文章を書ける状態になかったのは、トランジット天王星と私のネイタル太陽がバチバチに重なり、それがネガティヴな状況として表れ、水瓶座と獅子座も非常に強く持っている故、星の流れに抗えず、揺さぶられていた。私にも調整が入りました。

しかも先月何を血迷ったのか暗剣殺の方位を取ってしまい、いや、暗剣が微妙に被っていたのは知っていたが変更も出来ず、まぁギリギリ大丈夫だろうと高を括っていたら、全然大丈夫ではなかった…！
身を持って暗剣殺の恐ろしさを知る…。

来月の立春と旧暦での旧正月を迎えるまでまだ私の中では年は明けておらず、壮大な厄落としだったと腑に落としている。

占師として、人として、占いやスピリチュアルに対しても最近いろいろと感じる事があり、感情が揺れ動いてもいて、鞭打つ行動を促す思考自体を手放す事にしたので、まとまり次第私なりの水瓶座時代のブログを後日投稿したいと思います。

2024年1月11日 20時58分 山羊座新月

今日は2024年最初の新月であり、冥王星が山羊座の中で迎える最後の山羊座新月でもあります。

11月には冥王星が完全に山羊座から離れ、約15年続いたひとつの時代が終わりを迎えます。

11月20日以降冥王星が山羊座へ戻る事はもうありません。

そして今年12月31日にもう一度山羊座新月を迎える。この時には冥王星は水瓶座にいるなかでの山羊座新月になるわけですが、なんというか…
この15年を、否定も無駄にもさせない山羊座の粘り強さと、意地らしさを、感じずにはいられない。

山羊座は権威の象徴であり、堅実な努力家です。
結果を求めるがゆえに、
自分にも他人にも厳しい星ですが、
不器用な優しさを併せ持つ星でもあります。

これまでに握りしめた頑なをゆっくりと開き、

こぼれ落ちるものに執着をせず調整をする。

ひとつの時代の終わりへの始まりの山羊座新月です。

山羊座・蟹座、(牡羊座・天秤座)を強く持っている方は(特に太陽か月)影響が出やすい流れ。

カッとなり感情が揺らぎやすいので念頭に。

獅子座満月直前の1月20日には太陽が水瓶座入りをし、翌日の21日冥王星も一時的に山羊座から水瓶座に入ります。

その後逆行を挟み山羊座へ戻るを 繰り返しながら11月の本格的な冥王星水瓶座時代に突入するのですが、天体は移動する最初と最後に最も影響力が強まるため、太陽水瓶座入り頃から獅子座満月頃は突発的な出来事も起こりやすい。

冥王星と同室する今回の山羊座新月は、ブログでも土星魚座期突入からほぼ一年書き続けている真実の明るみによる権力の崩壊が更に引き続き見てとれます。

但し水星と海王星の影響で真偽が分かれるような情報も錯綜しやすいため、踊らされないよう耳障りの良い言葉や情報には注意が必要です。

其れこそ権力や発信力に惑わされないようにしたいです。

天王星は太陽と調和しているので、地道に努力してきた事が更に飛躍するような覚悟や勇気が試される変化も考えられる。

結果的に最善の未来に繋がる変化であり、きっかけの事象となるのではないかと思います。

いまが辛くて今を何とかしたい最中は、未来の事を考える余裕も無く何処にも救いがない状況下に置かれる心の状態はよく分かります。

私もこれまで権力や人への失望を幾度と体験してきて、利用されたと感じたり裏切られたと思うことがあったけれど、今思えば裏切りなど何処にもなく、こちらが勝手に期待していただけの事でした。

根底にあったのは自分都合の欲なのかもしれず、この人や組織の側にいれば安泰だとか、得だとか、きっと、無意識にそんな小賢しさで向き合っていたわけです。

人から見られたい自分を演出して、着飾って、本当に自分が求めているものすら分からなくなって、それでも大切な人が傷ついていれば全力で寄り添い力になっていたつもりだけれど、それも結局は何処かで見返りを求めていたのかもしれない。

そして自分がいちばん辛い時に掌を返されて痛感するエゴの恐れと愚かさ。

其々に自らが選択し生み出したものであっても、納得し自分を癒すまでの時間に支配される辛さは当人しか分からないだろうとも思います。

見たいものや権力にしがみつけている間は幸せなのかもしれない。

社会でも、個人でも、信じていたこと、人への真実が明るみになり、関係が崩れ去るという事象は今年も加速していくと思います。

権威性のようなものに安心感を抱いていた時代や人々を嘲笑し、対岸の火事とするのか、それを含めて自らを省みるのか、思いやりを持ち寄り添うのか。

遅かれ早かれ、影は現れ、追いつかれる。

されど、積み重ねてきた努力や想いは決してこぼれ落ちない。

山羊座は権威を求めるが、
根底にあるは、孤です。

誰の承認も求めず、自らを認める。

新たな山羊座新月への序章の新月に。