♓︎魚座満月
9月10日18時59分に魚座で月が満ちました♓︎♓︎
今日は中秋の名月。
丙寅の日でもあります。
月と太陽が向かい合い満月は起こります。
この時、間にいる地球も両サイドにいる月と太陽から強い影響を受けます。
なので我々人間も少なからず体調等に変化が訪れます。
私は新月からの影響を受けやすいので、満月は調子が良く、新月辺りは感情の波をコントロールするのがしんどいのですが、今回は9/10の水星逆行から始まる6天体逆行祭りのせいか、珍しくセンシティブな満月を迎えております。
12ハウスでの魚座満月。
元々魚座のお部屋である12ハウスに月と木星、海王星が滞在。
月は魚座に、木星、海王星も魚座の守護星なので、水をたっぷりと得た魚座の満月です。
魚座は受容の星、満月は手放すこと。
自分を信頼して枷になるものを手放す事で、無意識の自分と繋がり癒しへと導かれます。
執着を手放せとよく言われますが、執着とは自分の中の1%しかない顕在意識にガチガチに囚われて身動きが出来ないことをいいます。
こうでなければならない!と固定概念を手放した途端から物事が上手く進んでいくという事実。
手放しは失う事ではなく、信頼すること。
自分を信じることは相手を信じる事であり、そこには誰かをコントロールしたい欲もなく、自分を誰かより高く見せる必要もありません。
自分に与えられた役割をどう担っていくのかの創造力が問われます。
今回の満月のホロスコープは、そんな様々な変化を受け入れようとする温かい姿が見て取れます。
10天体中6つの惑星が逆行を開始した今回の逆行祭りは、自分の軸を持っていないと周りのエネルギーに巻き込まれやすいです。
知識、情報を掌る水星と、拡大を表す木星が180度の角度での逆行は、誰を何を信じていいのか分からない疑心暗鬼な状況を表すし、動きたくない土星とぶち壊して飛び出したい天王星の90度の角度は、その時々での矛盾を抱えそうです。
今回のポイントは、
アセンダントが牡羊座にいること。
牡羊座の守護星である火星は双子座で3ハウスのカスプにあり、月と火星と牡牛座(2ハウス)にいる天王星(11ハウス)とのタイトなアスペクトや、牡牛座と乙女座でのトラインは個人のお金に関する価値観やそれに伴う働き方など、社会的にも経済的な変化の暗示が見てとれます。
2021年から続く土星と天王星の90度から生じる経済的な影響はまだまだ続きそうです。
今回の魚座満月は創造力やコミュニケーション能力が発揮され、夢を現実にする為の自らの発信力が鍵になってくる星の配置ですが、
9/10〜10/2までの水星逆行中は、その対人でのコミュニケーションに注意が必要です。
相手にかける言葉は特に。
契約事は何度も確認し通信機器のバックアップは必ず取っておくことをお勧めします。
連絡が滞っていた人や懐かしい人からの連絡が不意に訪れたりするのも水星逆行期間中の特徴です
水回りのお掃除をしっかりするとかなりのデトックスになり現実が好転しやすいですよ。
春分からの秋分へ向けての終わりの満月。
既成概念やありとあらゆるものへのおわりとはじまりの魚座満月に。
今日は個人的にも特別な日です。
"受容と手放し"という言葉の重みを、心身共に受け止める1年を過ごしました。
受け容れるまでにはなれていませんが、
この日に魚座満月を、自分の日干でもある丙寅を迎える偶然という顕在意識を、必然という潜在意識に綱引きせず、如何に純粋に落とし込めるかが、人として、占い師としての力量とも感じる中秋の名月でした。
